犯罪収益をマネーロンダリングしていたグループが摘発された事件で、大阪府警は逃亡している男3人を公開手配しました。
公開手配された石川宗太郎容疑者(35)、山田浩輔容疑者(39)、池田隆雅容疑者(38)は、実態のないペーパーカンパニーを立ち上げ、犯罪収益210万円を含む約560万円を別の口座に送金した疑いなどがもたれています。
警察によると3人は海外に逃亡しているとみられます。
また3人が中心的役割を果たしていた「リバトングループ」は傘下に約500のペーパーカンパニーがあり、4000以上の法人口座を管理していて、マネーロンダリングを繰り返していたということです。
なお「リバトングループ」の名称は、石川容疑者の「石」と「川」をそれぞれ英語にした、「ストーン」と「リバー」からきているという。
グループをめぐっては、代表格の藤井亮平容疑者(41)ら13人が既に逮捕されています。
さらにこのうち8人は、違法なオンラインカジノの賭け金を、他の資金と混ぜて別口座に送金した疑いなどで再逮捕されています。