勘違いされやすいのですが、「セイウン・ニシノ」の冠名でお馴染みの馬主さん、西山さんとは特に関係はありません。
セイウンワンダー 13戦4勝(重賞3勝、うちGI1勝)
父 グラスワンダー
母 セイウンクノイチ
母父 サンデーサイレンス
生涯獲得賞金:2億3,168万円
主な勝ち鞍:朝日杯FS(GI) (親子2代制覇)
馬主:大谷高雄
調教師:領家政蔵
生産牧場:筒井征文(新ひだか町)
生年月日:2006年4月30日
セリ取引価格:2730万円
受賞履歴:JRA賞最優秀2歳牡馬 (親子2代受賞)
戦績:主な経験コースは芝。(ダートの場合「ダ」と表記)
新馬戦 阪神4R 1600m 1番人気 2着
未勝利戦 阪神1R 1600m 1番人気 1着
新潟2歳S(GIII) 新潟11R 1600m 1番人気 1着
朝日杯fs(GI) 中山11R 1600m 2番人気 1着
弥生賞(GII) 中山11R 2000m 2番人気 8着
皐月賞(GI) 中山11R 2000m 4番人気 3着
東京優駿(GI) 東京11R 2400m 3番人気 13着
神戸新聞杯(GII) 阪神10R 2400m 5番人気 3着
菊花賞(GI) 京都11R 3000m 6番人気 3着
有馬記念(GI) 中山11R 2500m 10番人気 6着
マイラーズC(GII) 阪神10R 1600m 4番人気 4着
エプソムC(GIII) 東京11R 1800m 1番人気 1着
宝塚記念(GI) 阪神11R 2200m 7番人気 16着
戦績を見てもわかる通り、1600mから3000mまでを駆け抜けた超万能型です。馬場適正も良、稍重、不良とそれぞれ好成績を記録。
種牡馬登録はされていませんので、主な活躍産駒は居ません。
この競走馬の種牡馬登録がされていないことは、日本競馬において大きな損失だと感じます。
怪物の再来を予感させた朝日杯から一転、クラシック戦線では馬券圏内には入るものの、中々勝利を掴めませんでした。そして最後の重賞勝利から2年後、エプソムCで怪物二世は1番人気に答えて、帰還を果たすのです。
この競走馬から怪物三世は現れることはありませんが、次世代へ、語り継ぐべきカゲの名馬。それがセイウンワンダーです。
怪物二世、3つの夢を同時に叶える。
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